2017年07月19日
アウトランダーの旅:島根県3日目 ・石見銀山
おはようございます。
旅の疲れと筋肉痛が辛い妻です。
めでたく50になった体には堪えまする(笑)
→理由は後ほど……(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
さてさて島根県の旅、3日目の朝は『道の駅ロード銀山』で目覚めました。
ここでも車中泊をしていらっしゃる方がチラホラ。
ワンボックスの方もいればプリウスの方も。
幸いにもEV車はウチだけだったので電源区間を独り占め出来ました♡
前泊の出雲の道の駅は目の前にローソンがあり便利良かったのですがが、ここは少し離れたところにしかコンビニがなく少々不便さを感じましたよ。
朝は7時には動き始めて8時過ぎには銀山地区東端の『代官所前広場』の駐車場に到着。
最初は中央にあたる『石見銀山公園』に車を停めようかと考えたのですが、街の一番ハズレの方が、街をもれなく見られるからいいのではないかと、町外れの駐車場を選んだのです。
そこから貸自転車を借りたらいいね、と話して。
話は逸れますが、ガイドブックには『石見銀山世界遺産センターに車を止めて路線バスで行くように』とありますが、狭いながらも町並み地区にも3ヶ所の駐車場はあります。
但し本当に狭いので、早い時間帯に行くことをお勧めします。
話は戻って...なんと!
そこの町並み地区の一番外れの貸し自転車『河村』さんが臨時休業していて!
仕方なく大森地区の町並みを歩いて、『石見銀山公園』にある貸自転車『弥七』さんまで行くことに。
てくてく歩くとこ20分程度でしょうか?
町並みを冷やかしながら歩けばさらに時間がかかりますが、朝イチだったので最寄りの神社にお邪魔した以外はサクサクと進みます。
街の一番外れにある『城上神社』は天井に龍が描かれているのですが、龍の絵の真下で手を叩くと自分にだけ反響が聞こえると言う『鳴き龍』だそうで、早速夫婦で試してみました。
あ、凄い!
夫が『響く~』と感動してる時は妻には何も聞こえず。
妻がパンパンと柏手を打つと『ぼわわーん』反響します。でも夫には聞こえず。
面白いからしばらく遊んでおりましたよ♡
その後、石見銀山公園側のレンタサイクル『弥七』で電動自転車を借りて、いざ『龍源寺間歩』と言う銀鉱山の採掘跡地を目指します!
電動自転車を漕いで片道20分程度でしょうか?
歩くと50分はかかるそうです。
かなりの上り坂か続きますがなんて楽チン!?
電動自転車最高♡
貸自転車屋さんでは電動自転車にも限りがあり、普通の自転車を割り当てられることもありますから、こちらも早めに行くことをお勧めしますよ。
『龍源寺坑道』。この古い坑道跡は、本当に坑道しかないので、人によっては『これだけ?』と物足りなく感じるかもしれませんね。
でも壁に残るのみの跡をなぞって歩いていくと、当時の鉱夫さんたちの息遣いを感じることが出来ることかと思われます。
現在公開している坑道は270m程なのであっという間に見終わってしまいました。
その後は楽々下り道が続くのですが、途中で『精錬所跡』を発見。
せっかくだから見に行こうということになり立ち寄ったのですが、歩いて登るとかなりの距離に。
更にそこから『選石場跡』迄は400mしかないのですが、上りの獣道。
もしも行くつもりのある方はちゃんとしたシューズを用意してください。
クロックスとビルケンシュトックの夫婦は死にかけました。
スズメバチやヤマビルも出るので服装も要注意です。
結構なアドベンチャーでしたよ。
苦労してたどり着いた精錬場はこんな感じ。
選石場は更にこんな感じ。
いやはや、疲れました(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
さてその帰り道沿いに昔の地役人の家を解放した無料休憩所が。
地元の方が詰めておられて、簡単ですがガイドをして下さります。
ここは寄った方がいいポイントですね。
ここで大森町地区にある熊谷家住宅の話を聞いて立ち寄ることに決めました。
さてひと休みしたらその後は一気に下って降りて『五百羅漢寺』に。
ちょうど秘仏も公開されていてお参りすることが出来ました。
写真撮影は禁止でしたが、立派な降三世明王像と大元帥明王像が。凄い迫力でしたよ。
御堂の天井にも立派な龍が。
その下には祭壇を組んでいて、いかにも真言密教だな、と感じさせられるものでした。
表の川を挟んで対面にある五百羅漢様も、様々な表情を見せてくださる愛嬌のある石仏でした。
そうそう、ここの境内では銭洗弁天様がいてお金を洗うと縁起がいいらしく。
強欲な妻は10.000円札を洗いましたよ(笑)
自転車を返して、借りてからの時間は約3時間。
1時間超過で追加でお金を払ってから、再び大森町地区を歩きます。
無料休憩所の方に教えてもらったのですが、約800mのこの通りは武士や町人の住み分けがなく、街が混在していた珍しい地区だそうです。
普通だと『侍町』『商人町』何かに分かれていますが、それが無い、全国的にも類を見ない町並みとか。
更にその狭い街道沿いに、郵便局、銀行、裁判所、酒屋、酢醸造元、床屋などがぎゅーと詰まってるので見応えがあるそうで。
確かに普通の古民家から長屋、床屋、酒屋、銀行、裁判所、学校、みっちみちに詰まってました。
その中でも一番の見応えがあったのが、前述した『熊谷家住宅』
銀山で栄えた商家の住宅です。
和室30部屋、蔵5つ
この狭い街でどれだけの権勢を誇っていたのでしょか?
見事なお家でしたよ。
結局朝は8時過ぎから14時過ぎまでいたでしょうか。
世界遺産の街を堪能して帰路に着いた夫婦なのでした。
本日も長文にお付き合いくださりありがとうございましまた.+*:゚+。.☆